社会派女子量産計画

母も妻も、嫁も仕事も。カッコ悪くても、正直に生きたい。

中国のデザイナーに触れて思ったこと。

 

さて、昨日のブログからふと思ったこと。
上海のデザイナーさん達、何人かと展示会後、お付き合いがあります。

WECHAT(中国版のLINE)を通して彼女達の活躍や生活、お仕事を垣間見ています。
WECHATは翻訳機能がある(!)ので、日本語でメッセージしても向こうは中国語で見れるのですよ。すごいよね。

 

 

 

 

 

 

彼女達のプロダクトを最初に見た時の印象は、
「自由だなぁ。。。」
「とにかく、自由だなぁ。。。」
って思いました。

日本でマーケティングなどやっていると、とにかくまずは
「ニーズを探れ」「顧客満足
ってなるけど、まったくそういう概念、ないんだろうなぁ。。。って感じです。

こんなのが欲しい!っていう純粋な気持ちが、完全にプロダクトパワーになっています。
(もちろん、パワフル過ぎて日本では売れないだろうなぁ、って感じです 笑)

それはもちろん、数に対する概念が大きくて。
日本で1億そこそこのマーケットで考えると、当然「ニーズ」「顧客満足」って話になってくる。

Cotoriだって、毎年100万人の子供が生まれて、1歳〜13歳までのブランドなので
100万人×13年=1300万人
純粋に女の子が半分として、650万人。
その中でターゲットになりうる購買層を世帯年収500万円以上、とした場合は全体の35%とすると200万人弱。

200万人というマーケットは、決して広くはないです。
その中で、ピアノやバイオリンを習っている子が◯%。結婚式に参加する確率は◯%。
と計算していくと、どんどんターゲット層は狭くなります。


ところが、中国は単純にこの10倍の人口がいます。
さらに、彼らは本当にグローバル。世界には70億人の人口がある。
中国語を話す人は世界一。その上英語ができれば、世界の3分の2の人とコミュニケーションが取れるのです。
そんなアドバンテージと、あとは、やっぱり教育なのかな。

日本人の「正解、を求めてしまう」感覚って、正直、異常だと思っています。(そういう教育されて来ているので、仕方ない)
そもそも、世の中に正解などない。
それはどこかのタイミングで誰かが決めたことであって、その正解がわたしの不正解である場合だって往々にして、あるはずです。

その見えない箱の中で延々と試行錯誤しているうちに、
中国の彼女達は自由に自分を表現し、どんどん、自由に外に出て行く。
純粋に羨ましいなぁ。。。って思いました。

もちろん、日本にもそんな時代はあったのですよ、きっと。
コシノ姉妹、モリハナエ、タカダケンゾー、イッセイミヤケ
いまはアパレルのビジネスモデルが変わってしまったから、その頃のようには行かないのだろうけど。

今の日本のアパレルはクリエイティブ男子たちが引っ張っている印象です。
それについては、またそのうちに。

 

 

 

 

 

 


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