社会派女子量産計画

母も妻も、嫁も仕事も。カッコ悪くても、正直に生きたい。

グローバル人材考察④

英語塾に通うより…

そんなわけで、英語塾に通わせたり無理に英語を勉強させようとするのは ぶっちゃけ「親のエゴ」だというのが個人的な意見です。そこに使う費用を貯めておいて、一回海外行ってきたほうが速いよ!って思います。

 

 

 


視覚、臭覚、そして味覚。その国特有のものがそれぞれにありますから、想像以上に子供の五感に訴えかけるものがあるものだと思います。

今回のフランスで次男の収穫のひとつが「フランスって、ジュース1本の金額より3本セットの金額の方が安いんだよ」ってことでした。
それは日本とフランスの商売感覚の違いだと思うのですが、日本はやっぱり「モノづくり」の国なので、「モノひとつ、いくら」という感覚が強いです。ですがフランスは「モノ+サービス」を商品としてみるので総合的に見て、3本売るより1本売る方が手間も費用もかかるから、3本の方が安くなる。もしくは、3本買わせたいから1本の価格を釣り上げる。
そういう商売に貪欲な国です。(いや、フランスに限らず海外はそんなもんです。)そもそも、フランスには「メーカー希望小売価格」が存在しない。メーカーは「うちはこの価格で出すから、あとは好きにしな〜」ってスタンスです。なので2倍に価格をつけようが、10倍につけようが自由。

アパレルなんて 超わかりやすくて。
アパレルって、春夏、秋冬と年に2回コレクションを発表します。ヨーロッパの企業、あからさまに春夏は手を抜いてきます。それはなぜか? 単価が安いから!!! 秋冬はコートもあるし単価が高い。なので、めっちゃ頑張る(笑)。わかりやすい!
日本は「モノには作り手の命が宿る」と言われるようなモノづくり社会なのでありえないですね・・・単価安くても、頑張っちゃいます。いいモノ作ることがミッションです。
もちろん、どちらにも良い面と悪い面があって、会う、合わないもありますよ。ですが、そうやって利益に貪欲な社会の方が個人的には生きやすいだろうなと思います。「おもてなし」と言えば聞こえは良いですが、日本ではサービス無料が当たり前になりすぎて影で苦しんでいる人がたくさんいますから…

「フランスってジュース1本の価格より、3本のほうが高いんだよね、日本と違う。」って気づける事ってすごい事だと思うのです。何度も言いますがグローバルとは「肌の色、言葉の違い、年齢、男女さえも越えて 意見の違いや生き方の違いを許容できる力」です。

明日はフランスの家族事情について。

 

 

 

 

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