自分の居場所は自分でつくる！

次男がパリに旅立とうというその日に、高校一年の長男が「やっぱ、俺 新潟大学目指そうかな。」と言ってきました。
常々 大学は世界中から選びなさい。国立大学は行かなくて良い。と言っているわたし。「なんで？」と聞いたら…

「新潟大学いければ、東京の大学も目指せるよね？」っていう答えでした。それは彼のいつもの流れで、すごく能力もあるし勉強もするのだけど、自信がないのです。高校受験も、「三条高校に行けるくらい勉強して、三条東高校に行く。」と言っていました。（偏差値６２→５４）
「…だったら、三条高校行けばいいんじゃない？」という言葉に押されて、結果５教科でトータル１００点の点数を上げて、三条高校に通っている彼。その時に、「わたしは子供に自由に選択をさせたいと思ってきたけど、背中を押して欲しい時もあるんだな！」って気づきがありました。
なので今回も。「そうだね、じゃあ新潟大学をとりあえず目指して、がんばろうか」ってな話をしました。

長男はとにかく目標を設定すればスイッチが入るタイプなので、まだ一年生だし、とりあえず新潟大学にロックオンしてあげるのが必要なのかな、という判断です。本当に行きたいのは明治、立教あたりなんだけどね。（ていうか、まだ１年なんだから、早稲田とか慶應とか言えよ！っていう母の叫びはありますが）

彼の思考回路を読むに
目標が欲しい→できればMARCH（※）あたりがかっこいい！→でも自信ない。目標、って言う自信ない！→とりあえず新潟大学を目指す、って言っておこう
（※ 明治、青学、立教、中央、法政 の頭文字をとったものです）
てな感じかな。いや、新潟大学も相当大変なんですけど！！！！　

わたしは昔から長男を「今を生きれない男」次男を「今しか生きれない男」と言っています。長男は瞬発力はあるものの、よーく周りを見てバランスを取ろうとするタイプ。次男は周りなんか見ないし、本当にマイペース。年子で同じ人が育ててるのに、兄弟の性格って全然違うものですね！

きっと長男は、なんだかんだ言いながら東京の大学に行くんだろうなぁ、と思います。今は迷っているし自信がないけど、目標が定まれば ちゃんとスイッチが入る。そんな信頼感が彼にはあります。
わたしがそんな風に信頼していることをわかっているから、彼も自分の目標や悩みを素直に打ち明けてくれるんだろうな。親子という血の繋がりに甘えずに人として関わる！という事を意識してきたのですが、きっと間違ってなかったな。
彼は彼で、迷いながらも自分の頭で考えて決める。そして決めた事はやり遂げる。という性質を持っているので わたしが親として（サポーターとして）できることは、決めるためのアシストなのだろうな、と思っています。長男もまた、自分の居場所を自分で決めれる人間に育っている。何よりも、彼には営業能力があるのできっと、どこへ行ってもやっていけます。

ただ、きっとこれから、どこかで嫌というほど凹むことがきっとあると思うので、それを見逃さないようにしよう！ と目を光らせているところです。長男への今年のわたしの目標は、「思いっきり勉強とサッカーをさせること」なのですが、もうちょっとだな。彼が心を決めるまで、寄り添わなくては。

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