バーチャルと現実の狭間で。WEARのすごさ。

いまの時代、google先生が何でも教えてくれます。
欲しいものがあれば、Amazonや楽天で。
料理に迷ったら、クックパッド先生が・・・
自分のオーラの色さえ、検索でわかります（笑）。

そんな時代において、自分の目で見たものが、どれほどの価値があることか。
バーチャルなものに支配されればされるほど、「実体験」の価値が上がっていく。
そう、思っています。

アパレルデザインの世界においても、雑誌を買わずともネットでちょこっと検索すれば、世界中のファッションが見れます。
zozotownが運営する WEAR って、すごいシステムだなー、と思っています。
zozottownは、最初はそんなにピンとこなかったのが正直なところだけど、セレクトショップとも直営店とも違う。
実は、ものすごく新しい取り組みだったのだな、と今になって思うところです。

低迷し続けているアパレル業界を盛り上げてくれたなー、って ほんとに思います。

WEARは、SNSの真髄をついた、ほんとにすごいシステムです。
バーチャルと現実を上手に融合させていていて、ほんと、すごいなー、って。
これからのアパレルは、ただ ”作って売る” だけじゃダメなのです。
次世代にインスパイアできるアイディアが必要なのです。
わたしは、日本にもっとオシャレさんが増えたらいいのにな、って常々思っています。

ダサい社長が日本をダメにしてる！って本気で思っていて（笑）。
例えば、小学生にほぼ１００％のシェア率を誇る、駿足（スニーカー）。
マジで、なんであんなにダサく作れるんだろ？？？？？？
って思っています。（スミマセン。。。）

ほんと、ダサいものは売らないでほしい！！！！！！
日本には、ダサいものが溢れすぎ！！！！！

ちょっと話は逸れましたけど、とにかくこうしてネットで完結してしまう時代において、
”体験” の価値がどれだけのものか。
WEARのすごいところは、他の人のコーディネートを見ることでオシャレのハードルを下げて、
「わたしなら、こうするなー。」とか
「なるほど、こう使えばいいのねー。」とか。
そういう想像力を膨らませることができるところだと思っています。
モデルでもなく、有名人でもない、自分と変わらない人の体験を、同じように体験できる。
さらに、バーコードと連動することで、気になる商品をいつまでも追える。

そうしてバーチャルと現実を行ったり来たりすることができるのです。
そもそも、ネット=バーチャルという感覚も古いですね。
SNSは限りなく、現実に近いです。でも、触れられない、香りが伝えられない、のはまだ技術が追いつかないところ。
そこを上手に伝えられる技術やセンスのある人が、生き残っていけるのだな、と思っています。

クリエイティブを業にする者のひとりとして、もっともっと、考えていきたい。

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