社会派女子量産計画

母も妻も、嫁も仕事も。カッコ悪くても、正直に生きたい。

大正時代の色のはなし。

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Cotoriのドレスの色味は、少しくすんだナチュラルな色がメインです。
たくさんの色を一度に使うことは、しません。

わたしの好み、っていうこともありますが、メイドインジャパンを推進するブランドとして、
”大正から昭和にかけた時代の色味” をイメージしています。
海外からの繊維製品が入ってくるまでの日本の衣類は、少しくすんだ色合いのものがほとんどです。
こんな本があるほど。
http://www.amazon.co.jp/配色事典―大正・昭和の色彩ノート/dp/4861522471

この辞典、随分重宝しています。
2色、3色、4色の色合わせ図案も載っていて、ロゴなどの色合わせを考える時にも、とても役に立っています。

”色”って一瞬でイメージを周囲に与えてしまうので、特にお洋服を選ぶ時は、すごーく慎重に、でもなるべく直感に従って決めるようにしています。

人前に立つ時。
きちんとした、フォーマルな時。
プライベートのカジュアルな時。
毎日身に付けるものを選ぶ時。
目上の方とお食事に行く時。

それを身につけて自分のテンションがあがる!のも大事なのだけど、どのような印象を与えるのか、ってすごく大事。
政治家が自分のカラーを決めるように、
嵐のメンバーがそれぞれ自分のカラーを持っているように、目印になる、ってこともあります。

もちろん、素材やデザインもすごーく大事だけど、選ぶ色によって、品格や佇まいさえも変わるものです。
そういう感覚は、子供の頃から少しずつ経験で身につけていくものだと思っています。
装いは、他者に対する礼儀であり、敬意なのだと思います。


パソコンでカラー検索すると何千種類もカラーが出てきて、すべて数字で番号がついています。
でも、大正時代の色のネーミングセンスがとても素敵で、
「緋色」「豚色」「桜色」などなど。。。
身の回りにあるものと結びつけて、なるほど、と思わせるネーミングばかりです。

世の中のほとんどは数字で解明できるだろうし、そんな世界も嫌いじゃないけど、
誰にでもわかりやすい、ってのは大切だな、とも思います。
「豚色」って言われたら、きっと子供でもわかる(笑)

日本はアメリカ資本が入ってきたことと、中国に生産をごっそり移してしまったことでずいぶんカラーバリエーションやデザインが変わってしまったのだけど、
パリに行くと「パリっぽい色合い」っていうのがすごーく大事にされているのを感じます。
フランス人はフランス語に誇りを持っていて、英語を絶対に話さない、とかつて言われていたように、
そのブレなさが、世界中の人をパリに引き寄せるパワーになっているように感じます。

フランスに限らず、キューバにはキューバ特有の色使いがあるし、台湾には台湾の。オランダには、オランダの。
フィンランドには、フィンランドの。。。
わたしはテキスタイルを通してそれを学んで来ましたが、建物や日用品にもその国らしさが現れますよね!


さて、Cotoriも第2章に入って、今月から大きく動きます。
新しい名前が増えてきて(新作ももちろん、全部女の子の名前がつきます。)いよいよ訳がわからなくなってきました(笑)

よりフォーマルな冠婚葬祭やお受験にも使っていただきたいフォーマルラインと、贈り物にも最適なベビーラインを準備中です。
ちょっとずつ小出しにしていきますね。ご期待ください!!

 

 


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