社会派女子量産計画

母も妻も、嫁も仕事も。カッコ悪くても、正直に生きたい。

なぜ、みんな東京に行ってしまうのか?

 

保育所の待機児童の問題など出てくると、かならず
「だったら、田舎に住めばいいのに。」
っていう人が出てきます。

本気で言ってるのだと思うのですが、では、なぜ帰ってこないのか。

実は、これだけ子供の数が減っている、と言いながら、東京の子供の人口、ここ数年増えてるんですよ!!!
これはなかなかレア情報だと思うのですが・・・
それは、なぜか。

結局、仕事が東京に一極集中しているから、です。
わたしの仕事は地元密着ではないので、「あぁ、結局東京なんだよーーーー!」
って思う事、多いです。
ついに東京にシェア事務所を借りたほどです。

なにが東京か?
・メディアが近い(地方局に特集されたくらいでチヤホヤされてる場合じゃない)
・プロが集まっている(付き合いでイマイチな人と組まなくて良い)
・情報量が圧倒的に多い
・スピードが速い
・とにかく、仕事の量が多い
・地方では??なニッチな事が仕事になる

てなところでしょうか。
それが全てです。ズバリ、地方では稼ぎに限界があるのです。
人口に比例して、お金を使える層も多いわけですから、それだけお金が回っている、とも言えます。

わたしなど、はじめからcotoriを新潟で展開しようなんて思ってなかったほどで。。。
(実際は、新潟にも需要があることはわかったので、それはそれで展開して行きます!)

総合的に見て、田舎の方が幸せに暮らせるな、って思える人は地方に住むし、やっぱり東京で自分を試したい、
とか勝負したい!って人は東京にいる。
それだけのことです。
なので、地方在住者が「なんで地方に来ないの?」って言うこと自体がナンセンスで、
単純に価値観の違いと思います。

新潟から、東京の大学に行き、そのまま就職して戻ってこない友人のほとんどが言うのは、
「本当は新潟に帰りたいけど(親の問題もあるし)、やりたい仕事がないからね。。。」
「大企業にいるから、待遇が良いのよ。定年したら、田舎に帰るね。」
とか、そんな感じ。
中には、
「新潟の気候、俺には無理。やっぱ、雪が降らない、っていいよね〜」
って人もいます。「そこか!?」って感じですが、それが首都足り得る所以なのでしょうね。